検品は商品とともにやって来る!

  
NOSAKAは今まさに検品ラッシュ!
俗に言う2017SS商品。
これらがぞくぞく入荷中です。

今日はその検品についてのお話です。

NOSAKAの靴はほとんどが海外からやって来ます。
ヨーロッパから海を越え、船便のときは数か月という長旅を経て日本に到着します。

それが年に2回。
SS(spring/summer)とAW(autumn/winter)商品として入荷します。
それに伴って検品も同じ時期にやってきます。
SSは1月~2月、AWは8月~9月が検品のピークです。

検品は靴屋さんに発送する前に行います。
そして合格した商品のみ皆さんのお手元に届きます。

この作業はお客様に決して見られることはなく、また販売店様にも見られることはありません。
裏側の地味な作業です。

ですが、とても大切な役割を持っています。

靴の検品ってどんなもの?

NOSAKAの靴の検品ってどんなもの?

靴の場合は身体に身に着ける道具なので、万が一のことがあってはいけません。
そのため海外から出荷される前に現地で検品を行っていますが、日本に入荷した後にも検品を行っています。

傷や汚れなど見た目はもちろん、ミシン針など危険物が混入していないかチェック。
さらに靴は左右でワンセットなので左右差も確認しなければいけません。

例えばデザイン以外にもベルトやマジックテープの位置、ハトメの位置、高さや硬度差、ゆがみ等々・・
これらが左右で違うと履き心地にも影響します。

目と手に意識を集中して・・・はい、OK。
となればよし。

あれ?と思う箇所があれば、ちょっと偉い人に再度確認してもらいます。
修理することもあれば、アウトレットになることもあります。
残念ながら廃棄になることもごく稀に。

不良となった靴はメーカーに報告して原因や改善を求めることもあります。
メーカーのみなさんは誠意をもって対応してくださいます。
検品は良い靴を作るためにも一役買ってるんですよ。

ご存知のように足は全身の体重を支えている部位です。
それは体表面積のほんの1%ほどで、人はこの1%の接地面で立っていると言われています。

つまり、足に履く靴もそれほど重要な役割を担っていることになります。
だから検品の作業もとても重要です。

検品スタッフは直接お客様と触れ合うことはありませんが、この靴を履く人のことを想い、責任をもって作業しています。
みんな真面目です。

検品の舞台裏

検品の舞台裏

今はストレッチウォーカー・エキセンシブルというウォーキングシューズの検品をやっています。

ここだけの話、全数検品しているので検品となるとNOSAKAの人員が各部署から集められます。
出荷作業をしている倉庫のスタッフ、事務や営業、店舗や修理のスタッフ、企画、経理まで。
早くお客様にお届けしたいので、会社のみんなで協力しながら検品です。

段ボールの山
倉庫にどどーんと積まれたダンボールの山。
これでも少なくなった方です。
今回の入荷は約4000足オーバー。まだ序の口。これからもどしどしやって来ます。

ちなみに今回の検品期間は約10日間。
これは長いほう。

だいたいダンボール一つに10足入っています。
正直重い。しかも今回のダンボール、やけにデカいものが多い。
男性陣は軽々と持ち上げて高いところにポイっと置いてますが、私は4段目でギブ。

でも、NOSAKAの女性スタッフは凛々しいもので、みんな重いはずなのにヒョイヒョイ持ち上げています。

上腕二頭筋の筋トレにはちょうどいい作業です。
筋肉痛は避けられませんけどね。

受け入れ後はダンボールを開いて一足ずつバーコード登録をして、いよいよ検品です。

なんて簡単に書きましたが、バーコード登録も時間と体力がいります。
なにせ、あのダンボールの山を一つずつ崩して中身を空けて靴箱にバーコードを貼って登録するんですから。

通常は1~2日かけて終わらせる作業ですが、今回は多いので検品しながら登録作業をします。
多い時の裏ワザです。
早くお届けしたいですからね。

靴の検品画像
検品台の上にずら~っと並べられた靴。
役割を割り振ってだいたい5~6人で検品します。

検品作業の画像
4000足以上の靴を一足ずつ靴箱から出して全て検品するのは大変ですが、先ほども書いたように靴は身体を支えるものなので、気を抜かずに全てチェックします。

それでも100%良品で納めることは至難です。
ですが、だからと言ってやめることはできません。
時間がかかっても、労力が必要でも100%に近づけるようにみんなで努力しています。

検品の靴の画像
検品終了後に「今日は●●足できました!」という報告を聞くと達成感があります。
思った以上にできたぞ!と思えるときは疲れもちょっと吹き飛びます。
「残り●●足です。」と聞くまではね。

検品はみなさんの目に触れない部分ですが、一足の靴をお届けするためには、多くの人を通してお客様のお手元にやってきます。

それをほんの少しでも感じていただけたら嬉しいな。
もしもストレッチウォーカーをお持ちでしたら、その靴も私たちが検品した靴ですよ~。

ストレッチウォーカーの履いてる画像

大変だけど大切な仕事

靴の検品は裏側の地味な仕事ですけど、大切な仕事です。
靴は左右でワンセット。左右差も検品の対象となります。
不良の箇所によっては履き心地にも影響があるため、みんな真剣に責任を持って検品しています。どんなに数が多くても一足ずつ箱から出して手作業で。

靴は多くの人を通してお客様のもとにやってきます。
そう考えると、自分の靴に更なる愛着がわいてきませんか?

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浦 加代子

浦 加代子

1981年 金沢生まれ。 金沢美術工芸大学にて染色を学ぶ。卒業後NOSAKAで靴修理を経験後、企画チームに所属、主にデザイン、Web全般のマネジメントを担当する。 趣味:寝る事、行きたくないけど行くスポーツジム 血液型:B型 好きな食べ物:パン